「臨海地下鉄の駅がシェルターになるって本当?」「晴海や勝どきに駅はできる?いつ?」——2026年10月、東京都の会議の記録が公開されて、そういう話が出ている。
だからアタシがまとめた。土台は東京都の議事概要(2026年8月20日の会議)と東京都の事業計画案、中央区のお知らせ。何が決まって、何がまだ決まっていないかを分けて書いたわよ。

30秒で分かる、臨海地下鉄の新駅と避難施設
避難施設が前提
2026年8月20日の都の会議で確認。中身はこれから。
詳しく見る → 駅湾岸に4駅
勝どき・晴海・豊洲市場・有明(いずれも仮称)。
詳しく見る → 2026/12/8推進大会は無料
晴海の第一生命ホール。申込み11月3日から。
詳しく見る →東京都が確認したこと|2026年8月20日、地下の空間を避難施設に
東京都の「都心部・臨海地域地下鉄 駅とまちとの連携に関する検討の場」の第6回(2026年8月20日・都庁第二本庁舎)の議事概要に、次のように書かれている。
本路線の整備で創出される地下の余白空間の活用方針は、国が新たに示した「主要駅を新規に建設する場合にシェルターとしての活用を見据えた整備を推奨する」との考え方を踏まえ、避難施設としての機能付加を前提とし、引き続き、検討を深度化していくことを確認
| 決まったこと | 建設で生まれる地下の空間に避難施設の機能を付けることを前提に、検討を続ける |
|---|---|
| まだ決まっていないこと | どの駅に、どれくらいの規模で、何人が入れるか。議事概要には書かれていない |
| ほかに話し合ったこと | 整備で区民などに得があることの確認、沿線の開発事業者に負担を求める仕組み(受益還元)の制度づくり |
| 次の会議 | 第7回以降は「検討状況を踏まえ、開催する」 |
出典:東京都都市整備局「第6回 都心部・臨海地域地下鉄構想 駅とまちとの連携に関する検討の場 議事概要」(会議は2026年8月20日、資料は2026年10月に公開)/検討の場のページ。
駅と路線|勝どき・晴海・豊洲市場・有明に駅(仮称)
| 駅(仮称) | 乗り換え・つながる街(事業計画案の記載) |
|---|---|
| 東京 | 東京駅・三越前駅・日本橋駅・大手町駅 |
| 新銀座東京から約1.0km | 有楽町駅・東京駅・銀座駅・銀座一丁目駅・東銀座駅 |
| 新築地新銀座から約1.6km | 築地のまちづくり |
| 勝どき新築地から約0.6km | 大江戸線との乗り換え |
| 晴海勝どきから約0.7km | 鉄道の空白地帯の解消、HARUMI FLAG に近い |
| 豊洲市場晴海から約1.1km | 豊洲市場・ミチノテラス豊洲・千客万来 |
| 有明・東京ビッグサイト豊洲市場から約1.1km | 有明ガーデン、りんかい線・ゆりかもめとの乗り換え |
| 概算事業費 | 約4,200〜5,100億円(税込) |
|---|---|
| 時期 | 都の戦略で「2040年までの実現を目指す取組」に位置づけ |
| 整備・営業 | 整備は鉄道建設・運輸施設整備支援機構、営業は東京臨海高速鉄道(2024年2月に東京都を含む3者が事業計画の検討に合意) |
| これから検討 | つくばエクスプレス(秋葉原から延伸)との接続、羽田空港への接続 |
出典:東京都「事業計画案」(2022年11月)・中央区「都心・臨海地下鉄新線」(2026年10月23日更新)。駅の位置とルートは「現時点での検討結果で、今後変わる可能性がある」とされている。
推進大会|2026年12月8日(火)第一生命ホール、参加無料
| 日時 | 2026年12月8日(火)18:00〜19:30(17:00から入場可) |
|---|---|
| 会場 | 第一生命ホール(中央区晴海1-8・晴海トリトンスクエア内) |
| 参加費 | 無料。自由席・先着順 |
| 内容 | 挨拶、決意表明、有識者の講演、進み具合の報告など |
| 事前申込み | 区のホームページ・電話:2026年11月3日(火)〜11月16日(月)(フォームは11月3日12時ごろ開設)。区役所の窓口:11月3日〜12月7日(月)。電話・窓口は平日8:30〜17:00 |
| 当日参加 | 事前申込みが無くても、当日の現地申込みで参加できる(満席になり次第締め切り) |
| 主催・問い合わせ | 中央区都心・臨海地下鉄新線推進協議会/中央区 環境土木部 交通課 03-6281-5064 |
出典:中央区「都心・臨海地下鉄新線」とチラシ(2026年10月27日に確認)。2025年11月の第8回には約500人が参加した。
SNS ではこう言われている|都心の地下シェルターと、臨海地下鉄の解説
YouTube では、都心の駅を避難施設にする流れを伝えるニュースと、臨海地下鉄そのものの解説が見られている。
- 2026年8月には、東京駅の近くにも地下シェルターを整えるというニュースが流れている
- 臨海地下鉄の解説動画は「なぜいま新しい地下鉄を建てるのか」を題にしていて、3.7万回以上見られている
動画:YouTube「東京駅近くに『地下シェルター』整備へ 外国からのミサイル発射時に一時避難(2026年8月8日)」(ANNnewsCH)/「今更東京になぜ新しい地下鉄?『臨海地下鉄』を建設する理由は?」(こつあず鉄道ちゃんねる【鉄道・交通系解説】)。臨海地下鉄の避難施設の中身は、まだ都から示されていない。
押さえておくこと
- ① 決まったのは「前提」まで
避難施設の機能を付ける前提で検討する、と確認したところ。どの駅にどれくらいかは、これから。
- ② 駅の名前と位置は仮
勝どき・晴海・豊洲市場・有明東京ビッグサイトはいずれも仮称で、変わる可能性がある。
- ③ 推進大会は11月3日から申込み
区のホームページと電話は2026年11月16日まで。先着順なので早めに。
よくある質問
| 臨海地下鉄の駅はシェルターになる? | 東京都は2026年8月20日の会議で、建設で生まれる地下の空間に避難施設の機能を付けることを前提に検討を続けると確認した。どの駅にどれくらいの規模かは、まだ示されていない。 |
|---|---|
| 湾岸のどこに駅ができる? | 事業計画案では勝どき・晴海・豊洲市場・有明・東京ビッグサイト(いずれも仮称)。東京駅から新銀座・新築地を通る。 |
| いつ開業する? | 開業日は決まっていない。東京都の戦略で「2040年までの実現を目指す取組」に位置づけられている。概算事業費は約4,200〜5,100億円。 |
| 推進大会はいつ?参加できる? | 2026年12月8日(火)18:00〜19:30、晴海の第一生命ホール。参加無料で、事前申込みは2026年11月3日から(当日の現地申込みもある)。 |
湾岸(中央区・江東区)の暮らしの記事は 湾岸ライフの一覧、今月のイベントとニュースは 湾岸ニュースの一覧 にまとめている。
表紙は中央区「都心・臨海地下鉄新線推進大会2026」のチラシ。出典:東京都都市整備局 議事概要(第6回・2026年8月20日)/東京都 事業計画案(2022年11月)/中央区「都心・臨海地下鉄新線」。